有限な時間だろうと、無限に思えようとも、取るに足らない。
俺は今何歳だからこうするべき、そういう思想を好んでいなかったはずなのに、のめり込んでいるのか。
本当に綱渡りだ。ふとした時、踏み外しそうになる。さっきまで燃えていた、さっきまで笑っていた、だけど問答無用で自分自身を切り捨てそうになる。
吊り下がるはずたった吊革に触れず、文明の力に手助けされて、金を稼いで、夜の隅へと逃げる。
全て捨てようか、よぎっても暇には勝てない。暇が最悪だから放つ。俺は何歳だ。
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