2014年12月25日木曜日

散文

俺達はどれだけの時間を共有したんだろう?
十年経っても分からない事があれば、一分だけなのに分かった事がある。

ここでは何もかもが回っている。回らなければ死んでしまう。
だから分かったフリをしたり、照れ隠しのくだらない話しをする。

今日を懸命に過ごそうとしても、電車が停まってしまうとかき消される。
街の灯りにかき消され、遠のいていく。

あの鉄線の振動が、会ったこともないヒーローとして現れる。
ヒーローは指先に、雨に、文字になって救ってくれる。

こんなはずではなかったなんて嘘だ。

青く燃えろ。赤く染まれ。

2014年11月13日木曜日

はじめまして

sassya-(サッシャー)というバンドでGt,Voをやっている岩上と申します。
唐突もなくブログをはじめました。このブログは個人的に考えていることを吐き出すだけのものになると思うのですが、目を通してもらえたらありがたいです。

最初の投稿は来月行うsassya-企画に関して書きたいと思います。宣伝かよっていわれたらそれまでですが、当然ながら自分が出てもらいたい人たちに出演をお願いしたので、その人達に対して思っていることを書きます。我々を含めて全6組み。本当に素晴らしい方々に出演してもらいます。





・DANCE WITH ME
1年半前に出演した初台Wallで対バンした。
この日は確か我々が初めて世に出した音源"Hello!"を持っていった最初のライブで、自分たちの出番を終えてくつろいでいると、一人の男性が音源を買ってくた。当時DANCE WITH MEのドラマーだった方だった。初めて音源が売れた嬉しさと、買ってくれた人が前々から気になっていたバンドのドラマーで、最高の気分だった。
で、その日はトリだったDANCE WITH MEを初めて生で観た。音だしの段階から全く無駄の無い、タイトな音で、ライブが始まったら圧倒された。
長年の積み重ねなのだろう。いい意味で泥臭く、洗練された感傷的なメロディーがいかしたバンドサウンドでガッツリ吐き出されていた。結構前の事なのに未だにその時の事をしっかり覚えている。
現在はスリーピースで活動しているようだが、そのメンバー構成ではまだ観たことが無い。
きっとあの時のように格好いいんだろうな。





・GOUPIL AND C
大学3年生だった5年くらい前。当時も今も大好きなeastern youth主催のイベント"極東最前線"でGOUPIL AND Cを初めて観た。当時まだ知らなかったバンドだったので、eastern youthが指名したということもあり、ネット上で音源を聴いてみたら、ぶったまげた。そして、当日生で観てとんでもないバンドだと思った。
ツーピースで今まで聴いたことの無いひたすら暴力的なジャキジャキのサウンド。コミュニケーションを遮断するかのような一方的なライブ(それが凄い)に頭をぶち抜かれた。
それからこのバンドの虜になって何回もライブに行った。滅茶苦茶影響を受けた。

しばらく経って大学を卒業して、バンドもやりたいのに出来ず、肥溜めみたいな最悪な仕事をしていた時に久しぶりに観たら、もういてもたってもいられずドラムの吉原さんを飲みに誘って、その場でsassya-を結成した。
そんなバンドと対バンができるなんて未だに夢のようだ。GOUPIL AND Cのお二人の事は、勝手に恩人だと思っている。






・松並哲也 (ex.一寸笑劇)
出会ったのは4、5年前。当時の自分はnon-communicationというバンドをやっていて(今考えるとアホなバンド名だ)吉祥寺Warpで対バンした。
一寸笑劇、すげー格好良かった。異常な熱量と、生きていく上で絶対出てくるドロドロしたものを悲痛になる一歩手前で昇華させているように感じた。
そのバンドでギターを弾いていた松並さん。ライブ後に話したら共通して好きな音楽も結構あり、あの時は凄い楽しかった。

そんな松並さんが色々な事情で一寸笑劇を脱退して、地元に帰って弾き語りを始めた。
東京にライブをしにくるというので観に行った。正直観る前はあまりピンとこなかったらどうしようとか凄い失礼な事を考えていたのだけど、そんな考えは杞憂だった。
松並さんの地元は海が近くにあって大自然が広がっているらしいのだが、そんな情景が一気に目の前に広がるような歌で、素晴らしく繊細な歌声で本当に良かった。弾き語りでこんなに感動したのは指折り数えるくらいだと思う。
そのライブから大分期間が空いてしまったが、今度久しぶりに観れるのが嬉しくて仕方ない。

※音源載っけようと思ったんだけど、どうやらネット上には無いみたい。目の前で一緒に楽しみましょう。




・pirukuru
ギターボーカルの町田とは、大学の音楽サークルで同級生だった。
当時彼はカタカナで"ピルクル"というバンドをやっていて、まーその当時から格好良かった。結局活動休止になったのだけどね。町田とは色々馬鹿な話しや熱っぽい話しもしたりして、楽しかった。
そんな彼が大学を卒業後、"pirukuru"として自分主体で再度バンドをスタートさせた。sassya-は何度も共演させてもらって(初ライブもpirukuruに誘ってもらったし)仲が良いバンドなんです。
でも仲が良いだけじゃ決してライブに誘うことなんかしない。pirukuruを観ていると焦燥感に駆られる。何か行動をしなければと思わされる。それだけのパワーがあるから、単独で自主企画をやる時は絶対出て欲しかったから嬉しい。






・デマゴーグ
最後にこのバンド。初めて会ったのは二万電圧。
店長の望月さんに絶対デマゴーグと合うよ!と言ってもらい、イベントを組んでもらった。
まー格好良かったね!!!さっきから格好良いばかり言ってるけど、本当にそうなのだから仕方ない(笑)
ゴリゴリのサウンドで突っ走って、めちゃくちゃ痛快です。彼等に影響受けてできた曲もあるのですよ。本当に格好良い。
sassya-のことも気に入ってくれて企画に出させてもらったり色々お世話になっている。
今回もイカレタライブをやってくれるでしょう!



長くなりました。

自主企画の詳細です↓

12/06(土) 西荻窪Flat
sassya- presents “CUT OFF VOL.1”



出演
sassya-
DANCE WITH ME
GOUPIL AND C
pirukuru
デマゴーグ
松並哲也 (ex.一寸笑劇)

17:00open 17:30start
adv/door¥1500(+1drink)

ご予約はsassya-@outlook.jpか、sassya-のtwitterアカウントへ。お名前と枚数、ご連絡先を明記して下さい。お目当てのバンドがいる方は、各出演者の方にご連絡して下さい。







最後に…

俺の人生は現在も混沌の真っ只中だ。
殆どの時間を仕事やら考えても仕方が無い無駄な思考に費やしている。
でもsassya-をやっている時だけは満たされる。全てが解決する。
三大欲求と同じくらいか、それよりも強い欲求で、このバンドを時間の許す限りやりたいのです。

勝手に重い感じにしてしまったけど少しでも興味がある方は、是非ふらっと遊びに来て下さい。楽しいですよ。
メンバー全員が案外ライトな感じの人だと思うので(笑)テキトーに話しかけて頂けると嬉しいです。お待ちしています!